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2017/07/24(月)

いつも同じ手しか使わない人の痛みの原因?

カテゴリー:肩こり

 

 

 

 

 

 

 

From志賀祐介

 

 

 

本日はファンクショナル・ライン(Functional

Lines:FL)について考えていきたいと思います。

 

 

 

ファンクショナルライン(以下FL)は、体幹表面を

通って反対側の骨盤と下肢まで達し、上肢の

アーム・ラインの延長となります。

 

 

 

筋膜経線はいずれの方向にも走行しており、

下肢から骨盤まで上行し、反対側の胸郭、肩、

腕まで続きます。

 

 

FLは他のラインと異なり、立位姿勢の調節には

ほとんど関与しません。

 

 

そのことから「ファンクショナル(機能的)」ラインと

呼ばれます。

 

 

FLは主に運動やスポーツその他の活動時に

機能し、四肢の複合体を安定化して、バランスを

保ちます。

 

 

あるいは反対側の筋膜との相互作用により

強化されます。

 

 

例として、やり投げや野球の投球があり、選手は

左の下肢と股関節を通してパワーを強化し、

右手から投げられる物体にさらにスピードを

つける、といった形なります。

 

 

FLは多くの場合、日常生活動作で使用され

浅層筋が多く働きます。

 

 

ちなみに浅層筋は姿勢を維持するために硬化

しますが筋膜的には短縮される機会が最も

少ない筋でもあります。

 

 

FLが姿勢全体を歪める場合には、前面か後面

のいずれかを通って一方の肩を股関節に

近づけるようにします。

 

 

この際スパイラルラインが深層部では働きます。

他の筋膜構造のバランスが保たれれば、FLは

多くの場合正しい位置に決まることが多いです、

 

 

このFLが崩れやすい代償パターンは1つだけで

あり、頻回に繰り返される特定の活動と関連する

優先的な回旋パターンです。

 

 

この回旋パターンは一方の肩を股関節に近づけ、

身体の前後にある4本のFL全てに影響を及ぼし

ます。

 

 

そんなFLですが特に見ておいて頂きたい筋が

あります。

 

 

「広背筋」です。

 

 

FLの構造をみて頂くと分かるように前面と後面

をつなぐような役割もあります。

 

 

前面の機能でいうと肩の挙上、後面でいうと

腰部に関連することがから肩の痛みや腰痛に

も影響があると考えます。

 

 

代償的な動作を繰り返す方には特に注意

してみて頂きたいと思います。

 

 

また広背筋は最外側繊維をたどれば以前

取り上げたラテラルラインにも関連して

きます。

 

 

筋の走行が幅広く他の筋膜にも影響が

しやすい筋と言えるため治療の必要性は

必然的に高くなると考えられます。

 

 

肩の痛み、腰痛、反復動作の代償がある方

 

 

是非この広背筋に対するアプローチを

行ってみてください。

 

 

つながりを理解し評価し、アプローチすると

結果がついてきます。

 

 

是非一度お試しください。

 

 

その治療を受けてみたい方はこちら

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